糖質制限は大いにあり!?医療の知識的にケトン体って身体に悪いものだって思っていたけども…
最近、ケトン体について勉強していますって記事を書かせていただきました。
ちょっと前に流行った糖質制限ダイエットについての根拠や、脂肪を燃やしてもっと筋肉質体系になりたいって思ったのでこの本をとって読んでいます。
上記の記事でも書かせてもらった通り、大事なことを超簡単に言うと
糖質を燃やしたエネルギーがブドウ糖で
脂質を燃やしたエネルギーがケトン体ってことっす。
ブドウ糖とケトン体が僕らに人間にとって身体で使えるエネルギーってことっすね。
そんで、僕は医療に携わらせてもらっているので、多少勉強していたんですが、
ケトン体が身体、つまり血液内に増えると身体が酸性に傾く
ケトアシドーシスと呼ばれる状態になるんすよ。
ケトン体ってのは酸性なので、それによって血液中の酸性濃度が高まるからケトアシドーシスってことすね。
酸性に傾くこと自体はアシドーシスってことっす。
そのアシドーシスの状態ってあまり身体にはよくなくって
放っておくと命にかかわる状態なんすよ。
吐き気や、嘔吐、疲労感や脱力感、眠気や昏睡になってしまう怖い状況ですね。
だからケトン体が体内に蓄積されていると身体にはよくない状態ってことはなんとなく感じていたんすよ。
だから、きつい糖質制限を行っているとケトン体が体内に蓄積してあまりいい状態は作りづらいってことかなぁって思っていました。
しかし、この本の筆者の先生はわかりやすく解説してくれていました。
まず、糖質制限中ではやはりケトン体は上昇しますね。
なのでアシドーシスになっていると思いきや…
ならないんです!
血中のケトン体が高いだけでは上記のような怖い状況にはならないみたいっすね。
もう一つの条件として!
高血糖があるんすよ!
糖尿病の人って簡単に言うと、食事で食べた糖質をブドウ糖に変えて、そのブドウ糖をうまく体内に吸収できなくなった状態のことっす。
この高血糖がアシドーシスの状態を引き起こす原因みたいっすね。
簡単に話すとアシドーシスになっちゃったときに血中の酸性度を調べたらものすごい酸性であったんです。
その時調べたらケトン体がものすごい多くあったから、昏睡状態に陥った原因はケトン体だろうと考えたわけっす。
でもそれは血中のブドウ糖を体内に吸収できないでいるから、代わりに脂肪を燃やしてケトン体を出して各身体のエネルギー源にしているってわけでした。
ケトン体がブドウ糖の代わりを担っていたのに悪者扱いされちゃったって感じっすね。
つまり、ケトン体が悪いわけでなくて、高血糖状態が悪い状態ってことっすね。
ってことはケトン体が上昇していても特別問題はないってことみたいっす。
いやー医療の知識って変わっていくもんですね。
いいこと勉強させてもらいましたね!
まだまだ勉強していきたいと思います!