いやー面白かった!池井戸潤さん小説『空飛ぶタイヤ』!
ついに昨日、『空飛ぶタイヤ』読了しました!
上下巻でしかも上巻471ページ、下巻430ページの僕的には大ボリューム!
いやーここまで長い小説を読んだのは初めてだったので大いにその世界に浸らせてもらいましたよ。
それにしても池井戸潤さんの書かれる小説って本当に面白いですよねえ。
ドラマで話題になった下町ロケットも読んでいますが、
これで2シリーズを読んでいることになりますね。
下町ロケットは続編があるんですけど、文庫本になってないんですよねぇ。
早くならないか待ちどおしいです。
もっとこの方の作品を読んでいきたいなぁって思わせてくれますね。
下町ロケットも、この空飛ぶタイヤも主人公の経営している中小零細企業が大企業に対してしいたげられたり、粗末な扱いされたり、濡れ衣を着せられたりするんです。
そして、少しずつ追い詰められていくんです。
倒産するしかない…と思わせるぐらいっすね。
主人公ももう終わりかとか発言しますしね。
何か小さなきっかけから少しずつ光が見えてきて大企業に対して抵抗していくんですよねぇ。
その小さなきっかけは決してずるなんてしていなくて、正々堂々とやってきたからこそのきっかけというんですかね。
王道かもしれませんけど、一生懸命やってきたからこそ報われるって感じが本当に伝わる作品ですね。
と言ってもまだ下町ロケット、空飛ぶタイヤしか読んでいないので自慢げに話すこともできない気がするんですけどね。
本当に王道的な感じで本当にスカッとさせてくれます。
でも、適役と言っていいのかわからないけど、大企業の中にも大企業なりのしがらみに翻弄されてしまっている登場人物もいたりして
この人は悪い意味で大企業に染まっていなければ熱い人間なんだろうなぁって感じの人物もいるんです。
そういう憎むに憎み切れない人物だったり、こやつはとことん悪だなぁって分かりやすい人物がいたり、はたまた主人公の経営している会社の中にも主人公を見限ってしまう人もいたり…
そんな色々な登場人物が多いけど一人一人に個性がある!
そんな感じで色々な人間のドラマが書かれていて、色々なことが起きるんですが最終的に一気にまとまっていく!
本当にドキドキしながら最後はスカッとさせくれるそんな小説です!
おすすめっすね!
次はやはり!?半沢直樹のシリーズを読んでみようかなぁ。それとも他の作者の作品を読もうかなぁ。
小説って面白いですね!