【感想】映画『億男』!考え深い映画でしたねぇ。※ちょっとネタバレを含みます。
こんにちは、ゆうじんです。
結構前に地上波で流された映画をずーっと撮りためていたんですけど
今日、『億男』観てみました。
ネタバレを含むかもしれませんが、自分の感想を込めつつ書いていきたいと思います。
目次
1.あらすじ
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この映画はお金とは何なんだろうか?
ってことが描かれた映画かなぁっと思います。
兄の連帯債務者となって借金を背負ってしまった男が
お金のことばかりで、自身の子どもがやりたいと言っていた習い事も辞めさせたい、しかし妻は続けさせたい。
そんなお金のことばかりで夫婦げんかばかりとなってしまい、別居になった男が
借金返済のために昼夜働き通していたころ、宝くじが当たり3億円を手に入れてしまいます。
しかし、いきなり3億円手に入れてもどうすればいいのかわかりません。
どうすればいいかと、大学の友人だった九十九(つくも)という男のところへ行き相談しに行きます。
九十九は会社を経営していて、億万長者になっていました。
しかし、九十九はその3億円を持ち逃げしてしまいます。
そしてその九十九を探すため、九十九につながるような色々な人と会っていきます。
九十九がどこにいるのかを聞くために会っていきますが、色々な人と会うたびにその人たちのお金の考え方を聞かされていく展開でした。
2.お金とは何だろうかなぁ
本当にお金とは何だろうかなぁ。
って考えさせられる映画でした。
主人公は借金さえ返済できればまた、家族と一緒に住むことができるとだけ考えていて、
お金が入るんだ。だから一緒に住もう。お金があれば何が欲しい?何でも買えるよ。家を買おうか?車も買えるよ。前はお金がないから苦労かけたねって妻に話しかけている場面もありました。
しかし、妻は「変わってしまった」と言っていました。
確かに借金はお金があれば返すことができる。しかし、別居した時間や考え方は元には戻れないのかなぁって。
その後のシーンで子どもが赤ちゃんの時に夫婦と三人にで寝そべりながら絵本を読んだりしているシーンがありました。
そのシーンはとても楽しそうな笑顔で満ちていたシーンでしたね。
妻はそういう何気ない時間があればたとえ借金があっても欲しかったんでしょうかね。それはお金があれば手に入る時間ではない気がしますもんね。
何しろ時間を戻すことはお金にはできませんからね。
お金があれば幸せなのか?お金さえあれば幸せなのか?
本当に考えさせられる映画でしたね。
僕も住宅ローンという借金を背負って生きていますが…
本当にお金のことばかり考えています。
だからこそなのかこの映画は響きましたねぇ。
3.心に留めておきたいセリフ
主人公と九十九の二人の会話のやり取りで気になったセリフです。
最終的には3億円は全く使われずに九十九が主人公のもとに返します。
その際に
九十九「このお金今君にはどう見える?」
↓
主人公「正直全く別物に見えるよ。あの時はこれで全てが変わると思ってた」
ってことでした。
このお金で借金を返済して家族がまた元に戻れるって思っていたのにそれができない現実。
ではこのお金は何のためにあるのか?このお金で自分がしたいこと(家族が元に戻ること)ができない
だから別物に見えるんでしょうねぇ。
4.心に留めておきたいセリフ②
もう一つ心に留めておきたいセリフがありました。
九十九が言ったセリフです。
変わらないんだよお金は。使う人が重くも軽くもする。お金を変えるのは人なんだ
ってセリフでした。
その使う人によってお金の大切さは変わるってことっすよねぇ。
どこかのセリフでも1円でも1万円でも重さは同じ1g
って言っていました。
どう使うか?お金に使われずに生きていきたいですね。
5.まとめ
いかがでしたか?
映画『億男』でした。
これは観てよかったなぁって思います。
特に今、住宅ローンという借金を背負っていて日々節約にいそしんでいる分、ズドーンと響く映画でしたんねぇ。
お金とは何だろうか?
確かにお金があれば何でもできると思っていましたが…
いま、この時を生きることはお金には変えられないんだろうなぁって。
つまり、時間を買うことはできない。
今を精一杯生きていきたいなぁって思わされました。
とても面白かったです。
一度は観ても損はないと思います!