【感想】映画『聲の形』これは心に残る作品でした。
こんにちは、ゆうじんです。
先日かなぁ。ちょっと前かもしれませんけど、レコーダーに撮りためておいた
映画『聲の形』を観させてもらいました。
いやーこれは面白いというより
何だか心に響いた感じの映画でしたね。
ちょっとあらすじやネタバレも含むかもしれませんがちょこっとずつ書いていきたいと思います。
目次
1.あらすじ
“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた、
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生をへと成長したふたり。
“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語
引用:聲の形公式サイト
ってな感じっすね。
小学校時代と、高校時代の2部構成ともいうんでしょうか。
これはこれで成長や、小学校の時からの心の変化を観れるので個人的にはいい展開でした。
2.主人公
主人公の石田将也ってのが、
小学校ではいじめっ子に近い存在だったのが、あることをきっかけに周りから孤立するんですよねぇ。
むしろいじめっ子からいじめられっ子になるというか…いじめられっ子とまではいかないかもしれませんけど…
もし、今まで一緒にいた友達から避けられるようになってしまうと
僕だったら…
本気で自分が嫌いになったり人を信じられなくなってしまういます…
主人公の石田将也もそういう性格みたいで
いじめたとき、そしていじめたときに先生に注意されても他の人は石田を弁明するわけもなく助けようともせず、石田将也のみがその罪をきせられてしまう。
そうなると今まで信じてきた人間に裏切られた感じでいっぱいですよねぇ。
そして、高校生になると、周りの人たちに面と向かって会話できなかったり、顔を見られなかったりとかなり人間不信になってしまっています。
いやー僕もそうなってしまうだろうなぁって感情移入してしまいますね。
3.ヒロイン
聲の形のタイトルの意味なのか
このヒロインの方は耳が聞こえない女性です。
それでも、自分なりに他者とのコミュニケーションを図ろうとしますが…
それが、他者にとって自分本位にみられてしまいます。
耳が聞こえないから筆談、耳が聞こえないから手話
などなど、そうなってくると、小学生などでは煙たがって離れてしまいますかね…
それでも、懸命にコミュニケーションをとろうとしますが…
やはり、主人公を含めたクラス内から、いじめになってしまい転校してしまいます。
4.自分なりの意見
これ…
本当に深い映画だなぁって自分勝手ながら思ってしまいました。
現実でもコミュニケーションに難があると、面倒だと思ってしまい、避けてしまいませんか?
僕的にはいつも難聴の患者さんを相手にしている用もあるし、全く聞こえない人もかかわったことがありますが、やはり普通に話せる人と比べるとやや時間がかかりますね。
難しいですよねぇ…バリアフリーってのはこういうちょっとした煩わしさなのかなぁって考えさせられます。
そして、いじめっ子だった主人公が逆にいじめ?無視?されてしまい孤立してしまう
そうすると他人が信じられなくなる。
信じられなくなるとうまく話せない、顔を合わせることもできない
って感じっすよねぇ。
非常にこの辺はわかる気がする
いや、自分はいじめっ子だったことはないんですけど、
けんかして仲直りが上手くできないとまた一緒に会うことが激減してしまうってことっすねぇ。
違うかな?
それほどいじめって根が深いんだろうなぁって感じを受けましたね。
そして高校生になっても罪悪感を感じたままの主人公はヒロインにその時のことをしっかり謝ってってところが素敵な部分でした。
男って結構思っていてもそういうことを言えないものですよね。
5.まとめ
いやーこの映画内容もよかった
しかし、映像も本当にきれいでしたね。
最近のアニメーションって本当に質が上がったなぁって思わせてくれる映画でした。
いじめた罪や罪悪感みたいなものはいつか自分にも帰ってくる
逆にいいことをすれば自分の身にいつかいいことが自分に帰ってくる
ってことを生きていけたらなぁって思います。