鈴木祐さん著書『不老長寿メソッド』!読みました!
こんにちは、ゆうじんです。
ちょっと前にブログで書いたんですが、鈴木祐さん著書『不老長寿メソッド』を読んでいて、昨日読み終えました。
しっかり熟読というか、あーなるほどなぁ!って感じを受けながらさらさらっと読めましたね。
文章は難しいことはなく、さらさらと頭に入ってくる感覚です。
論文を読み焦って、インタビューもしてって書いてあるし、この本を書くにあたって厖大な時間と労力があったんではないかなぁって感じを受けます。
そもそも、論文を読むって結構難しいです。僕も仕事上論文を読んで勉強することがありますが…
読む前からちょっと嫌になりますね…
それなのにこの方はこの本を書くにあたり約3000ものデータを抽出し、本にまとめめている…
これだけでもすごいなぁって感じです。
僕にはできません…だからこの本を読むのかなぁって感じですね。
『本』ってその方の膨大な労力の上にできているもので、それを読むことでその人の時間をもらうことができる感覚です。
その方には印税という結果がついてきますけど、読む側のメリットも大きいのかなって感じています。
それほど、この本を書くにあたっては、普通の人が書いたら大変な時間がかかるし、しんどい作業なんだろうなぁってテーマなんですよね。
膨大な抗不老の論文データを理解し、それをわかりやすい表現で書いて、本にする。
文章にすればなんてことないですが、非常に大変だろうなぁって感じです。
なので、本をしっかり読んで勉強させていただきたいなぁって思っています。
今回はこの本のさわりの部分を紹介したいと思います。
目次
1.科学的根拠から書かれているところ
まず、この本の背景として科学的根拠を元に説明がされていて、文章が書かれている。
これは信じられる背景でしょうかね。
一般の体験談よりよっぽど信じられそうな感じです。
本の冒頭に
本書の目的として書かれているのが、
科学の視点からアンチエイジング(抗老化)の要点を学ぶこと
引用:不老長寿メソッド
と書かれています。
科学的な根拠を背景に書かれていると「なるほどなぁ」って感じがありますね。
2.アンチエイジングの基本
この本によると
アンチエイジングの基本としては
苦痛と回復の相互作用が大事みたいです。
「苦痛」は若返りシステムを起動させる
「回復」は若返りシステムを実行させる
引用:不老長寿メソッド
適度な刺激により、心身が傷つき、それが回復したときに少し強くなっている。若返っている
って感じでしょうかね。
まさに筋トレなんかそれに該当するって感じですね。
この本でも
これは筋力トレーニングの例と同じで、私たちの筋肉はトレーニングの最中には発達せず、ゆっくりと身体を休めているあいだにしか増えていかないことがわかっています。
引用:不老長寿メソッド
筋力トレーニングと同じでアンチエイジングも適度な刺激で、スイッチが入り、その回復段階でアンチエイジング効果が出てくるって感じなんでしょうかね。
3.ホルミシス
この、苦痛と回復の繰り返しによって若返ることのシステムを
ホルミシスって言うらしいです。
「すべての物質は、少量であれば刺激し、適量であれば抑制し、多量であれば殺傷する」生き物にとって本来は有害なものでも、ほんの少しなら良い効果をもたらすこともある、というわけです。
引用:不老長寿メソッド
ドイツの哲学者ニーチェも
「私を滅ぼすに至らないすべてのことが、私を強くする」
引用:不老長寿メソッド
とのことでした。
いわゆる毒にもなる得るものでも少量であれば、刺激になり、いい効果を生むことがあるってことですよね。
今でいう、ワクチンなんかいい例でしょうね。
少量の病原体もしくは弱体化した病原体を体内に入れ、免疫機能を呼び起こす。
まさにホルミシスの原理でしょうね。
これって、健康になることかもしれませんが、健康になることで、若返ることも知られているそうです。
1826人の双子を10年にわたって追跡した調査では、周囲から若く見られる人ほど生存率が高い傾向がありました。
引用:不老長寿メソッド
健康であるほど、見た目も若いし、若く見られるってことは長く生きられる、まさに不老不死って感じではないでしょうかね。
4.まとめ
いかがでしたか?
人間には若返りシステムがあり、それをホルミシスってことみたいです。
それは苦痛によって起動し、回復によって実行されるってことみたいです。そのサイクルによって若返っていくって感じでしょうかね。
いやー人間の身体って不思議ですよねぇ。
あえて苦痛がないと若く保てないって…どういうことなんでしょう…
それはまた次の記事で書きたいと思います。