『FACT FULNESS』~ネガティブ本能について~
こんにちは、ゆうじんです。
FACT FULNESS読み進めています。
確かに…確かに本は分厚くてとっつきにくい内容もありますけど、
世界情勢やデータやモノの見方と言うんでしょうかね。
それらがかなり勉強になる。ベストセラーになったのもよくわかる!
ベストセラーはベストセラーなりの理由があるんだろうなぁって思わせてくれる本ですね。
そして、今回は
ネガティブ本能についてです。
今回もFACT FULNESSを参考にしつつ、僕の意見も交えながらアウトプットしていきます。
目次
1.ネガティブ本能
何かモノをみるとき、見定めるとき、人間って思い込みが発生するものです。
先入観って言ってもいいのかなぁ。
そう考えるとわかりやすいかもしれませんね。
先入観。こうだと思ったらそういうフィルターを通した結論しか出なくなってしまう。
このネガティブ本能もその先入観の一つかもしれませんね。
この本では人は世界の情勢についてどんどん悪くなっているという思い込みがあるとのことみたいです。
確かに、海洋汚染や絶滅危惧種の増加、温暖化による様々な気象問題など。いろいろな部分で悪いことも起きていますね。
でも、そういうネガティブな問題って…
ニュースに取り上げられやすいという側面を持っているんです。だからよく目にしてしまう。
そうなると世界はどんどん悪くなっているという思い込みが発生してしまうとのことです。
2.良くなっている部分は取り上げられにくい
反対に良くなっている部分はニュースなどに取り上げられにくく、私たちはあまり耳や目にすることが少ないとのことです。
実際には
世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は過去20年で半分以下になったとのことです。
20年ですよ。本来ならば何世代も変わらなかった貧困問題が20年で極貧を脱した人たちがかなりいるということです。
レベル1で過ごしている人たちが徐々にレベル2や3になりつつあるということです。
今すごいスピードで貧困問題はいい方向に進んでいるということを聞いたことがあるかって話ですね。
そして、世界の平均寿命は今どのくらいか?
それは70歳ということみたいです。
1800年ごろは31歳だったにかかわらず、2017年では72歳になってます。
200数年で平均寿命は40年も進んだってことですね。
これもすごいスピードで良くなっていることです。
貧困解決と寿命の延伸。これら二つは結構密接で
貧困が解決していくと医療や衛生面、教育、食事なども解決していく。それらがいい方向に向かうと必然に寿命も上がっていく。
つまり、人類はいい方向に向かっているということかもしれませんね。
3.その他でも色々と良くなっている
貧困問題と寿命の延伸は良くなっているけども
他にも良くなっているデータもたくさんあるみたいです。
それらについてはFACT FULNESSをご参照いただければ幸いですが、
悪いことは減り続け、いいことは増えてきているということみたいです。
そういうと楽観視しているともとられがちかもしれませんが、
著者としては今まで問題となっていたたくさんの問題がいい方向に向かって行っているデータを見るとこれからの問題も解決可能性を秘めているのが人なんだってことを言いたいようです。
でも、そう考えるとそうだよなぁって思わされますね。
ちょっと前までむかーーーーしから悩まされてきた天然痘だって1979年で罹患者は0になりました。撲滅ですね。
そういったことを考えていくと確かに上記に挙げたような温暖化や絶滅危惧種、海洋汚染などは難しい問題だろうなぁって思います。
ですが、今まで大問題だったことも少しずついい方向に向かってきているならこれからの諸問題身も解決できる可能性はあるんではないかって言うのが著者の考えでしょうかね。
でも、そう言われるときっと解決できるって思いますね。
決して諦めない。諦めずに取り組み続けることで様々な問題を解決していけるはず。明るく考えていきたいものですね。
4.まとめ
いかがでしたか?
人はネガティブ本能があって世界情勢をネガティブに考えがちみたいです。
確かに問題を解決しても新しい問題が生まれている歴史もあるので、いつ問題がなくなるかなんてわかりません。
ですけど、
今まで難しいとされてきた問題でも少しずつ解決の糸口があるものもをあるので楽観視ではなく、考え続けること、あきらめないことが大事なんだろうなぁって学びましたね。