『サピエンス全史』~想像上の秩序とは~
こんにちは、ゆうじんです。
サピエンス全史、読み進めています。
僕ら人類、ホモ・サピエンスはいかにこのような社会を築き上げてきたのか?
不思議に思いませんか?なぜだろうか?って思いませんか?
そんななぜ?に答えてくれるような本が
サピエンス全史です!
これ!そう思いながら読むと本当に面白くなってきました。
最初は文章の理解にちょっと苦しみましたが、読み進めていくとちょっとずつわかってきた?感覚があるので面白いです。
そして、今回は想像上の秩序について。です。
目次
1.想像上の秩序?
読み始めて、想像上の秩序って表現が出てきたとき、
ん?!
って思ってしまいました。想像上の秩序って何ぞや?
って。今でもわかり切ってはないのですが、ちょこーっとわかったような…気がします。
簡単に言うと、みんなの共通の理解や決まり事ってことでしょうかね。
んー。それでいいのかなぁ。
まだまだ、わかりませんが少しずつ理解力を深めていきたいと思います。
2.農業革命により人口が増えたことで
農業革命によってのメリットでサピエンスの人口が増えました。
それも一気に増えたみたいです。
村落から、町、そして都市となり、ある地域で人口密度が高まっていったみたいですね。
それは、農業革命による余剰食糧と、その輸送手段の確保ができたからみたいです。
それにより、1000人、10000人単位の人たちの食料で養うことができても、土地や水の、配分そもそも食料をどう分け合うことができるのか?
人々の協力がなければたくさんの人をまとめることができません。都市が成立することなんてないんです。
じゃあ、どうやってたくさんの人をまとめることができたのか?
それが、想像上の秩序です。
ホモ・サピエンスはネアンデルタール人に勝つために協力して勝ったとのことを書かせていただきました。
その進化版ってことなのかなぁ。
農業革命によって、混雑した都市や無敵の帝国を打ち立てる機会が開かれると、人々は偉大なる神々や母国、株式会社にまつわる物語を創作し、必要とされていた社会的つながり提供した。
引用:サピエンス全史(上)
農業革命によって、余剰食糧が生まれ、その余剰分で農業から離れて、政治や文化などを専門にする人がでてきて、
その人たちが、さらに決まり事やルールを作ることで何百何万の人をまとめることができたみたいです。
農業革命によって人類、ホモ・サピエンスが増え、まとまりができるようになったってことでしょうかね。
数の多さでいうと人類種の中では圧倒的でしょうからね。数の多さでホモ・サピエンスが他の人類種に圧倒したとのことでしょうからね。
動物の中でも圧倒的なのかな?その辺はこの本には載っていなかなぁ。
また、この本では想像上の秩序や神話とか書かれていますけど、たぶん同じようなことを言っているのかなぁって感じです。
3.歴史上有名な神話
例をだすとわかりやすいかもしれません。
歴史上で有名な神話、つまり決まりごと、または想像上の秩序は
紀元前1776年ごろに制定されたハンムラビ法典
そして、もう一つは1776年に書かれたアメリカ合衆国の独立宣言だそうです。
今でいう、法とか憲法とかそういうことなのかなぁって感じですね。
でもこれって、
ホモ・サピエンスのDNAの中に組み込まれた行動ではなく、
ホモ・サピエンスが想像した想像上の決まり事ってことです。
どちらも正しく、どちらも正しくない、ただ、それをみんなで守るのか守らないのかってことが大事ってことでしょうかね。
守ることで秩序が保たれたってことでしょうかね。
まさに想像上の秩序ってことでしょうねぇ。
ハンムラビもアメリカの建国の父たちも、現実は平等あるいはヒエラルキーのような、普遍的で永遠の正義の原理に支配されていると想像した。だが、そのような普遍的原理が存在するのは、サピエンスの豊かな創造や、彼らが創作して語り合う神話の中だけなのだ。これらの原理には何ら客観的な正当性はない。
引用:サピエンス全史(上)
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は想像上の秩序についてでした。
確かに法も、憲法もその他のルールなども含めてサピエンスの想像上の中だけの秩序でしょうね。
その想像上の秩序が全体で守られることで国や、都市や、町ができるってことなんでしょうかね。
いやー面白い!
そう言われると、決まり事やルールってサピエンス独自であるし、環境、国が変われば変化もする。そんなこと、他の動物ではあるのかな?
やはりサピエンス独自のものなのかなぁって感じですね。
なるほどなぁって思わされました。
面白い!