『サピエンス全史』狩猟採集民時代のほうが豊かな生活だった!?
こんにちは、ゆうじんです。
サピエンス全史読み進めています。
最初はこれは眠くなるなぁって思っていたのですが、読み進めていけばいくほど、
結構面白いですね!
好奇心をそそられるというのかなぁあ。
人類、そしてホモ・サピエンスはどういう歴史をたどってきたのか?
なぜそのような歴史をたどってきたのか?
って感じが書かれているので結構面白いです!
「へーー!!!!」
ってなることが多いですね。
学校で習ったこととか、たぶん学校で習ったからこその自分の中の見解と比べると、今は、もしくはこの作者の意見が結構違う点があるのでそういったところが結構面白いですね!
その中でも今回の
狩猟採集民時代のほうが豊かな生活だったってことは結構驚きかもしれませんね!
目次
1.狩猟採集民時代のほうが豊か!?
これ、学校で習ったようなことは結構違う感覚ですし、現代の豊かな生活と比べるって考えると本当なのか?
って言いたくなりますよね。
ちなみにこの豊かの比較対象は農耕民時代になってからってことですね。
農耕民、つまり今の我々の生活もその中に含まれていますね。
結局、食料を得る点でいえば現代の我々も農耕民ですから。
僕の見解では農耕民になることによって安定して食料が確保でき、生活が豊かになっていった。
だからホモ・サピエンスはますます繁栄していったってことなのかなぁって感じです。
これって、全く違うわけでも、全く正解ってわけでもないみたいです。
2.まず、我々のDNAは狩猟採集民時代
ホモ・サピエンスの歴史的には
今から200年前からは現代の生活
200年前から1万年前は農耕、
それ以前、つまり1万年から何百万年間は狩猟採集民時代だったわけです。
狩猟採集民時代が本当にもう圧倒的に長い時代ってことですね。
(たぶん)DNAがそれほど早く進化するわけがないんです。
なので
私たちの脳と心は今日でさえ狩猟採集生活に適応していると主張する。
引用:サピエンス全史(上)
現代の生活に脳と心がついていけずに精神的に肉体的にもしんどくなる方もいますからね。
それって、現代の社会が我々のDNAと合っていないからって考えみたいですね。
だからこそ、色々な不調を考えるとき、もしくは調子がいいと思う時でもそうかもしれないけど
その理由を理解するには、私たちを形作り、私たちが今なお潜在意識下で暮らしている狩猟採集民の世界を深く探求する必要がある、と進化心理学者たちは言う。
引用:サピエンス全史(上)
ってことみたいですね。
3.なぜ狩猟採集民時代のほうが豊かと言えるのか?
タイトルにも付けましたが、なぜ狩猟採集民時代のほうが豊かだったといえるのか?
ってことですけど、
まぁ、どこを比較するかにもよりますけどね。
この本では
今日、豊かな社会の人は、毎週平均して40~45時間働き、発展途上国の人々は毎週60時間、あるいは80時間も働くのに対して、今日、カラハリ砂漠のような最も過酷で生息環境で暮らす狩猟採集民でも、平均すると週に35~45時間しか働かない。
引用:サピエンス全史(上)
豊かな生活を得るために働くと考えると
少ない働きで満足な生活ができれば、まさにコスパの良い、かつ豊かな生活を送れているってことでしょうね。
そのように比較すると
現代の労働時間と、狩猟採集民時代の労働時間で比較すれば狩猟採集民時代の労働時間のほうが短かったみたいです。
それで、心は豊かだったかを知ることは難しいかもしれませんけどね。
しかも、最も過酷な環境で暮らす狩猟採集民の暮らしと比べてですからねぇ。
もっと肥沃な食料が豊富な環境にいたサピエンスはもっと労働時間が短かったかもしれませんね。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は、現代の農耕民よりも狩猟採集民時代のほうが豊かな生活を送っていたってことでした。
基準は労働時間、労働時間が短ければその分豊って言える。多分労働時間が短ければ色々なことを他のことに時間を回せるってことでしょうからね。
そういった点では狩猟採集民時代のほうが豊かだったってことでしょうかね。
いやー面白い切り口ですよねぇ。
もっと読み進めたくなってきましたね。