『サピエンス全史』~ホモ・サピエンス唯一の言語能力とは?~
こんにちは、ゆうじんです。
『サピエンス全史』読み込んでいます。
まだまだ理解しきるなんて到底できないですが、何とか読み進めている感じです。
前回は言語能力が向上し!認知革命!的な感じを書かせていただきました。
そして、今回は、さらに言語能力を深堀してホモ・サピエンスしかできないことを書いていきたいなぁって思います。
目次
1.サピエンスだけの話す能力
サピエンスだけの言語能力
まったく存在しないものについての情報を伝達する能力だ。見たことも、触れたことも、匂いを嗅いだこともない、ありとあらゆる種類の存在について話す能力があるのは、私たちの知る限りではサピエンスだけだ。
引用:サピエンス全史(上)
まったく存在しないもの…例えば!
伝説、神話、宗教がそれに当たるそうです。
それらは認知革命に伴って初めて現れたらしいです。
天国とか地獄とか知る得ることもないことを想像するできる力ってことなんでしょうかねぇ。
それがつまり【虚構】って言うらしいです。
架空の事物について語る力の事みたいですね。
ではなぜこの能力が大事なのかってことっすね。
2.虚構の良い事・悪い事
虚構には良い事と悪い事がありそうですね。
悪い事とすれば
人は判断を誤ったり、気をそらされたりしかねないからです。
だって、森に入ってそこに神や妖精がいるってことを考えているうちに敵に見つかって襲われてしまうかもしれないからです。
良い事とすると
想像を集団でできるようになったってことみたいです。
神話や宗教などを信じることを大勢で信じることで柔軟に協力ができるようになったみたいです。
この”協力”が非常に大事みたいですね。
神を信じて一緒に頑張ろうって感じの奴なんでしょうかね。
これができると、
無数の赤の他人と著しく柔軟な形で協力できる。だからこそサピエンスが世界を支配し、アリは私たちの残り物を食べ、チンパンジーは動物園や研究室に閉じ込められているのだ。
引用:サピエンス全史(上)
協力かぁ。確かに小さな力でも協力し合うことで大きな力になりえるってことなんでしょうね!
しかも、言語の力でさらに複雑に動け、かつ柔軟に協力できるってことでしょうね。
それがサピエンスの力ってことかもしれませんね。
3.集団の力
ほかの人類種でも集団で動くことはあったそうです。
しかし、集団と言えど、その自然な大きさは150人程度されているそうです。
それ以上だと、物事がうまく進まなくなるそうです。
それをサピエンスでは1万を超える兵士だとか、大企業などがありますよね。
あれどういうことなのか?
それはやはり【虚構】の力にあるそうです。
共通の何かを信じることによって首尾よく協力ができるそうですね。
理念を共有する!ってやつなんでしょうかね。
目的が合致すれば協力できるってこととも言うのかな。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は、認知革命での言語能力の深堀をしてみました。
確かにデモとかみると何万、何十万の群衆が一同に同じような行動を取る。それってサピエンスしかできないことみたいです。
その群衆を群衆となしているのは見えないものの言語化というんでしょうか。
神話や宗教。それぞれが信じる理念や理想ってやつのことかな。それが合致するとサピエンスって何万、何十万と同じ行動を取ることができるみたいですね。
それがサピエンスだけの能力ってことでしょうかね。それができるからこそ今こうやって唯一の種になりえたかもしれませんね。