『サピエンス全史』虚構によって得られたもの!
こんにちは、ゆうじんです。
サピエンス全史読み進めています。
正直中々進みませんが、面白いところは面白い!
「へー!!!!」って思うところも多々ありますね。
やはり、学校で習ったことがすべてってわけではないかもしれません。
でも、学校で習ったからこそ、比較ができて、解釈もできるってことって考えることもできるかなぁって。
だから学校で習ったこと、勉強したことって割と身になっているかもなぁって感じですね。
そして、本日もサピエンス全史読み進めていきます。
目次
1.虚構
虚構って書くとわかりにくいですよねぇ。
たぶん、この本によると
言葉を使って想像上の現実を生み出す能力
引用:サピエンス全史(上)
ってことなんかなぁって。
それによって、大衆を同じ方向に向けることができるようになり、協力できるようになったってことですね。
例えば同じ宗教を信じることで同じ考えを持つことができ、仲間意識が強まり協力関係が築きやすい。それは大人数でも可能!
って感じでしょうかね。
しかも、それが柔軟に協力できる関係性だったと書かれています。
つまり考え方を変更可能ってことなんでしょうかね。
たとえば、1789年にフランスの人々は、ほぼ一夜にして、王権神授説の神話を信じるのをやめ、国民主権の神話を信じ始めた。
引用:サピエンス全史(上)
ってことですね。俗に言うフランス革命の事でしょうね。
これが結構大事で、遺伝子レベルで一定の考えや思考パターンだけであれば遺伝子の組み換え、進化が起きなければ変化をもたらすことができないってことです。
しかし!サピエンスは認知革命によってこれが、柔軟に変更できるようになった子ってことですね。
2.柔軟な考えを持つことで得たこと
そして、柔軟な考えを持つことで得られたこと
それは
文化の進化に追い越し車線ができ、遺伝進化の交通渋滞を迂回する道が開けた。ホモ・サピエンスは、この追い越し車線をひた走り、協力するという能力に関して、他のあらゆる人類種の動物種を大きく引き離した。
引用:サピエンス全史(上)
つまり、柔軟に思考パターンを変えられるようになったことで、進化するスピードより進化?していくことができたってことでしょうかね。
うーん。進化より進化する。どう表現すればいいのやら…
でも、考えを変え、行動が変えられることができることができてサピエンスは生き延びていったってことなんでしょうね。
3.行動を変えられることで
そして、行動が変えられることって結構すごい事みたいです。
本来、生物学的に考えると生物は次の世代を残すことが大事と思いますよね。
しかし、サピエンスでは
カトリックの聖職者や、仏教の僧侶、中国の宦官といった、子供を持たないエリート層が繰り返し現れた
引用:サピエンス全史(上)
単純に次の世代を残すってことではなくって、その考え方を次世代に残すってことみたいですね。
同じ遺伝子で次の世代を作るのではなく、考え方を伝えることで次の世代に引き継ぐってこと。
それって、サピエンスでしかできないことみたいですね。
4.遺伝子が変わらずに進化していく
僕なりの表現ですが、サピエンスが他の人類種よりもその他の動物種よりも、ここまで繁栄しているのは
遺伝子レベルでの進化よりも、思考パターンの変化により、行動パターンを変えることができ、場合によっては非常に多数の協力体制を取ることができる。
高い社会性を持つことができたってことなんでしょうかね。
それが、唯一の人類種たる所以なのかなぁって感じがしますね。
遺伝子レベルより、進化をするって、そのほかの動物と考えるとサピエンスの身って感じがしますよね。
それが認知革命ってことなんでしょうね。
それこそが1対1では負けてしまうネアンデルタール人に対抗でき、打ち勝つことができた答えなのかなぁって感じですね。
この辺は面白いですね!