行動!そして人生変えられるか?! ゆうじんブログ

色々と実践し人生変えていけるか!?読んだ本や体験談など書いていきます。

映画『栞』を観て

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日本中で外出自粛で家族でお出かけすることもできず…

 

そして子どものながーい春休みが終わりましたよ。毎日弁当やらご飯やらの準備は結構な労働でしたね。

 

1日ぐらいなら楽勝なんでしょうけど、毎日欠かさずってのが大変ってことっすね。

 

外出自粛でなーんもできないんで、TSUTAYAに行って何年かぶりに映画を借りて観てみましたよ。

 

目次

1.栞

それがこれ!

 

この映画最初に言いたいのは

 

たぶん、ほとんどの人が観たことも聞いたこともない映画なのかなぁって思っています。

 

題材としては『リハビリテーション』を題材にして、主役の理学療法士の方がその仕事に対しての苦悩を描いた映画って感じっすね。

 

僕も理学療法士リハビリテーションを仕事にしているんです。

 

なので以前からこの映画には興味があって借りて観たんすよ。

 

世間的にはリハビリって

 

『リハビリはつらいけど、その時頑張った分だけ明るい未来がある』

 

って感じのイメージかと思うんすよ。

 

実際そういうことも多々あるんですけどね。

 

僕も実際に入院した患者さんを担当して笑顔で退院していった方々をみています。

 

でも、そんな明るい話ばかりのことはなく、実際の現場では…

 

ってことも描かれており、それに対して苦悩・葛藤する理学療法士を描いているって感じかなぁ。

 

ざっくり話すとそんな感じの映画っすね。う~ん。映画のことをブログに書いたことがないのでうまく表現できないことが歯がゆいっすね。

2.率直に

観てみて率直に感じたことは

 

心に響いた!

 

ってことっすかね。

 

この映画の監督の方が元理学療法士であることは映画を見る前から知っていたので共感できる映画なのかなぁって思っていたんす。

 

そう思った通りで共感できる場面が多かったです。

 

理学療法士としてできること、そしてどうしようもできないこと、そんなことも描かれている感じっすね。

 

リハビリは提供できるけど、そもそもの病状が悪化することもよくある話っすよね。

 

どんな病気でも病状が悪化してしまうとリハビリ、簡単に運動かな?なんてなかなかできなくなりますからね。

 

どうしようもできないことが起きるんすよ。

 

ってそんな偉そうなこと言えるような理学療法士としての経歴は持っていなんでここまでにします。とにかく共感することが多かったかなぁ。

3.実際はってことがリアルはあった

リハビリテーションって、単純に機械を相手にするわけはないし、ましてやいきなり障がいを負ってしまってメンタル的に激落ちの患者さんを相手にするわけです。

 

そうなると、理学療法士としてこの状態であればこの手順をふめばこうなって良くなるってことを計画を立てても正直言ってうまくいくことのほうが少ないんじゃないかなぁ…

 

そりゃ、もっともっと勉強して勉強していくことでそのうまくいく可能性を少しでも上げることは可能だと思っていますし、そうするために勉強は継続しています。

 

でも、それでも対人間の仕事なんすよね。いくら理学療法士ができる人でも最終的にリハビリをやるのは患者さん本人ですよね。

 

本人がやらなければ何の効果もないんすよね。

 

おそらく人生初めての入院でこれから先、どうなるかもわからない状況でリハビリを頑張る!

 

しかも、自分より相当年下の理学療法士に色々教わりながらって感じっすよ。

 

そんなことができるのはメンタルが強い人かなぁって思っちゃいます。

 

それを支えるのもリハビリの仕事の一つかもしれませんけどね。

 

そんな方々のリハビリの相手をさせていただくのはやりがいと同時にものすごいプレッシャーと責任感、そしてうまくいかない葛藤や苦悩の連続なんすよ。そんなことが描かれている映画っす。

4.これからリハビリ資格を目指す人にこそ観てほしい

これが一番伝えたいことっすね!

 

人気資格ではあるんすけど、本当に本当に患者さんの人生を左右するほどのことを担うこともあり得るんすよ。

 

特に入院してリハビリを受けている人はその期間が本当の勝負なんすよね。

 

その時のリハビリはその後の人生を左右するかもしれないって思えるほど貴重な期間だと思っています。

 

僕もそんなところで働いたことがあります。

 

正直つらいことのほうが多かったです。

 

自分のふがいなさを感じることが多かったです。

 

それでも明日は来るし、患者さんは1日たりともリハビリを休むわけにいかないんです。

 

それほど貴重な期間なんですよね。

 

映画の場面にもありましたけど、映画の場面とはちょっとニュアンスが違いますが、自分ができなさ過ぎて苦悩や葛藤しすぎて吐いてしまうこともあったすね。

 

もちろん、自分ではどうすることもできない場面もありますけどね。

 

下半身不随の方がもう一度歩けるようにって医学的には困難だとは僕らは知っています。

 

でも患者さんは肌では感じるけどまた歩きたい!

 

って気持ちがあるし、もしかしたら自分は世間と違って奇跡が起きて歩けるようになるかもって思う人もいますよ。

 

でも、どうしようもできないんです。

 

でも、患者さんはあきらめきれないこともあるんです 。

 

そんなとき、リハビリしているときどう伝えるか…

 

リハビリテーションってきれいごとだけではないってことをみせてくれる。

 

そんな映画でした。

 

本当に心に残る映画です。

 

本当にきれいごとだけではないっす。

 

医療の知識の無い方でも、専門用語の少ない映画になっているので観れる内容になっていると思います。 ぜひご覧いただければと思います。