小説、佐野徹夜著『君は月夜に光り輝く』を読みました。
こんにちは、ゆうじんです。
小説?キャラクター文庫って言うんでしょうかね。
ここでは小説とさせていただきます。
佐野徹夜さん著書『君は月夜に光り輝く』を読ませていただきました。
今日はそれについて書いてみたいと思います。
できるだけ感想程度にとどめたいと思います。そのうえで説明するためにちょっとネタバレがあるかもしれません。
できるだけネタバレはしないようにしたいと思います。
目次
1.第23回電撃小説大賞で《大賞》を受賞
これは、正直読み切るまでわかりませんでした。
本の最後のページに書かれたいたのです。
大賞作品を読んでいたのかぁ。
って電撃小説大賞って何だろう?
こんな賞みたいです。
大賞には正賞?と副賞で300万円が入るなんて!
結構すごい賞なのかな?
と言っても、賞に入るってことはすごいですよね。
僕はぜったいに取れない賞でしょうからね。小説なんて書いたことないですからね…
2.ボーイミーツガール
内容はボーイミーツガールって言うんでしょうかね。
青春の年頃の男女が知り合って仲を深めていくストーリーです。
しかし、その女性は…
本の裏表紙では
大切な人の死から、どこかなげやりに生きている僕、高校生になった僕のクラスには「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると身体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくと光は強くなるらしい。彼女の名前は渡良瀬まみず。
余命わずかな彼女に死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間が再び動き始めた。今を生きるすべての人に届けたい最高のラブストーリー
引用:君は月夜に光り輝く
余命のある女性と投げやりに生きている僕(男性)がどうつながっていくのか?
余命があるって時点で最後はどうなるのか?ってちょっとドキドキしながら読ませてもらいましたね。
3.感想
率直な感想としては
読んでよかったなぁ。って作品でした。
この本ではある言葉?詩がキーワードになっていて
愛するものが死んだときには、自殺しなきゃあなりません。
引用:君は月夜に光り輝く
こんな詩が本当にあるのかはわかりませんけど、
愛するものが死んだときには付いていかなきゃってことなんでしょうかね。
愛するものの死が近づいていくとき、そして死んだとき、主人公(僕)はどうするのか?
死について、生きることについて、そして、愛するものについて本当に考えさせられる本でした。
もし、最愛の方が亡くなられたら自分は生きていけるのか?
とても感情移入しましたね。僕だったらどうしただろうかなぁ。
実際は生きていくことが怖いんじゃないのか?
生きていって最愛の人を少しずつ忘れていかないのか?それって本当に良いことなのか?
でも、ついていくこと(自殺すること)なんてできるのか?
そして、この本では主人公とヒロインとの比較対象として、別の彼氏彼女が出てきます。
出てきますといっていいのかわかりませんが…
それも、対比として描かれてて本当に愛するものの死と言うのを本当に鮮明に考えさせられました。
死とは何なのか?生きるとは何なのか?
最愛の人の死と直面するとき、自分はどうなるのか?
本当にそれらについて考えさせられる本でした。
4.まとめ
いかがでしたか?
佐野哲也さん著『君は月夜に光り輝く』を読ませていただきました。
キャラクター文庫って言うんでしょうかね。
気軽に青春の本を読みたいときはメディアワークス文庫さんからの出版物を読ませていただくことが多いですが。
しかし、この本は決して重い内容ではないんですが、ちょっと考えさせられる内容でしたね。
表現自体は読みやすくさらさらと読めるので気軽と言えば気軽です。