『FACT FULNESS』~犯人捜し本能について~
こんにちは、ゆうじんです。
FACT FULNESS読み続けアウトプット(ブログ記事にする)も継続しています。
こつこつ、こつこつと継続することで分厚い本でも終わりが見える。
そう思いながら熟読している感覚です。
果たして熟読と言えるのか?そうであるか、そうでないかはわかりませんが、自分なりにこの本を吸収してやろうという意気込みで読み進めています。
そして、今回は『犯人捜し本能』についてです。
目次
1.犯人捜し本能
何か悪い事が起きたとき、単純明快な理由を見つけたくなる傾向が、犯人捜し本能だ。
引用:FACT FULNESS
これは確かになぁって思い当たる節がありますね…
何かうまくいかないと誰かのせいにしがち…な感覚ってありませんか?
うまくいかないなぁ。だからあの時あの人がこういったからうまいくいかないんだ。とかでしょうかねぇ。
まさに犯人捜し本能ってやつでしょうかね。
しかし、悪い事に犯人探しをしていたらそこで問題解決ができなくなります。
あの人が悪いってなると、根本的な問題解決にならないからです。
飛行機事故を睡眠不足のパイロットのせいにしても、次の事故は防げない。次の事故を防ぐには、なぜパイロットはウトウトしてしまったかのかを探るべきだろう。今後どうしたら睡眠不足のパイロットに操縦させないようにできるだろう。
引用:FACT FULNESS
こんな感じで、パイロットのせいにしてしまったら根本的な問題である”睡眠不足のパイロットを操縦させてしまった”ことへの問題解決にならないってことです。
そのパイロットだけの問題ではないってこと。そのパイロットを外しても第2、第3の睡眠不足のパイロットが操縦する可能性があるってことっすね。
もし本当に世界を変えたいのなら、肝に銘じておこう。犯人捜し本能は役に立たないと。
引用:FACT FULNESS
2.犯人捜し本能を抑えるには?
では、その犯人捜し本能を抑えるにはどうしたらいいのかってことですよねぇ。
確実に言えるのは
どんなことがあっても、ひとりの人やひとつのグループだけを責めないようにしよう。なぜなら、犯人を見つけたとたん、考えることをやめてしまうからだ。
引用:FACT FULNESS
やはりというのか、当然というのか、まずは誰が悪いのかという考えをやめるってことでしょうね。
問題ってのは誰か一人や、ひとつのグループだけで起きえる問題でないことが多いってことでしょうかね。
思った以上に問題ってのは複雑ってことでしょうかね。
では、何か問題が起きた時に何に目をつければいいのかってことですね。
それは
システムってことでしょうね。
もしくは原因とも言うのかなぁ。
その状況(問題)を生み出した、絡み合った複数の原因やシステムを理解して、どうしたら問題が解決できるのかを考えていきましょってことですね。
3.物事がうまくいっているときは?
今までは物事がうまいくいっていないとき、その問題で誰かひとりや、ひとつのグループのせいにしないでいきましょうってことでした。
反対に物事がうまくいっているときはどう考えるべきか?
これも人のせいにしないことってことみたいです。
もしくは自分のおかげとは思わないことってことみたいです。
物事がうまくいったのは自分のおかげだと言う人がいたら、その人が何もしなくても、いずれ同じことになっていたかどうかを考えるといい。社会の仕組みを支える人たちの功績をもっと考えよう。
引用:FACT FULNESS
物事がうまくいっているときも誰かひとりがいたからうまくいったとも限らないってことでしょうね。
もしかしたらきっかけにはなったかもしれないけど、物事を動かすときはひとりではどうしようもできないときってありますよね。
仕事をしていると本当に感じるときがありますね。これはどうしたらいいのか?自分一人ではどうしようもできないって感覚。
そして、その問題が好転しているときってみんな、もしくは大多数がその問題に対して向き合っているときって感じがします。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は犯人捜し本能についてでした。
何か問題が起きた時って知らず知らずか、もしかしたら確信的かはわかりませんが、誰かのせいにしたくなる時ってありますよね。
でも、それって問題の解決にならないってことですね。
その問題の根本的なものはなんなのか?それを考えて解決しようと思わない限り、第2、第3の同じ人が同じ問題を起こしてしまうってことですね。
僕も気をつけよう。たぶん、心が弱い人ほど誰かのせいにしてしまいがちなのかなぁって感じがします。