『FACT FULNESS』~過大視本能について~
こんにちは、ゆうじんです。
FACT FULNESS読み続けています。
面白いけども眠くなることもある。眠くない時間帯、たとえば朝に読もうかなぁって思う今日のこの頃です。
しかし、朝は読書の時間ってより資格勉強の時間に充てたいのでやはり読書は夜しかない…
もっと早起きすればいいのかなぁ。難しいところですね。何とか読書と勉強の時間を確保したい、でも、睡眠の時間も確保したい今日この頃です。
話は戻りますが『FACT FULNESS』です。本日は過大視本能について読み進めていきたいと思います。
目次
1.過大視本能
人はみんな、物事の大きさを判断するのが、下手くそだ。もちろん、それには理由がある。何かの大きさや割合を勘違いしてしまうのは、わたしたちが持つ「過大視本能」が原因だ。
引用:FACT FULNESS
ざっくり言うと、過大視本能は物事の大きさ、逆に小ささをうまく正確に測れていないってことなんでしょうね。
さらに過大視本能は2種類の勘違いを生むそうです。
まず、数字をひとつだけ見て、「この数字はなんて大きいんだ」とか「なんて小さいんだ」と勘違いしてしまうこと。そして、ひとつの実例を重要視してしまうこと。
引用:FACT FULNESS
2.具体的に言うと…
例えば
1年で420万人の赤ちゃんが亡くなっている
文章とか
その中の赤ちゃんで亡くなっている
映像を見る
第一印象としては「そんなに亡くなっているのか!?」
とか、
目の前でそんな映像を見ると何とかしたい!救いたい!って思ってしまい”がち”になってしまう。
なぜか、420万人と言い途方もない数字や目の前で痛ましい映像を見るとその情報を過大視してしまうって言うことみたいです。
しかし、実際は
420万人という数字は2016年の数字で、
前の年は450万人
さらに1950年は1440万人ということです。
つまり赤ちゃんの無くなっている数は年々減って生きているということなんです。
最初に見た420万人が少なく感じることもありますかね。
3.冷静に客観的に見ること
命を数字で見るなんてって話もあるかもしれませんが、事実を、客観的なデータを見て次に生かしていかない限り改善はできないから、数字を見ていく必要があるんですよね。
数字を見て行動する。
数字を見て最善の策を練る。
逆に言えばデータがないと行動することが最善なのかがわからなくなってしまう。
数字でいえば追加すると
生まれた赤ちゃんの数が減っていたらどのくらいの割合で生きているのか、亡くなっているのかわかりませんよね。
『率』で考えるといいってことです。
ちなみに1950年は生まれた赤ちゃんは9700万人で1440万人が亡くなっている。
つまり生まれた赤ちゃんのうち100人に15人は亡くなっている計算になるってことです。
そして、2016年です。
2016年は1億4100万人の赤ちゃんが生まれて420万人が亡くなっている。
つまり生まれた赤ちゃんのうち100人に3人亡くなっている計算になる。
比べると15%の死亡率が、3%になったってことです。
こうやって単純な量ではなく、割合『率』で見ると比較しやすくなりますね。
4.比較と割合で見ること
過大視本能を抑えるには
上記の通りで
ひとつの数字に惑わされずに「比較すること」
と
数字をさらに「割合」で見ること
で過大視本能は防止できるってことみたいですね。
なるほどなぁ。
ひとつの数字だけに惑わされずに他の情報と比較したり、割合の計算をしたりすることで
その数字の意味することを考えるってことっすね。
5.まとめ
いかがでしたか?
本日は『過大視本能』についてでした。
人って急に大きな数字を言われたりするとそれがあたかもすべてに感じてしまい”がち”になるってことでした。
そうではなく、いったん冷静になり、他の情報と比べたり、他の数字との割合で比べたりすることとで客観視することが大事ってことですね。