闘争ホルモン!それはアドレナリン!
アドレナリンは闘争ホルモンって言われているっす。
そう聞くとノルアドレナリンも同じ感じじゃなかったけ!?
って思うっすよね!?
そうっす。
どちらも恐怖や危険を回避するための闘争(逃走)ホルモンなんすよね。
じゃあ、どこが似ていて、どこが違うかっていうと…
目次
1.アドレナリンがでると…
アドレナリンが血中に放出されると、心拍数や血圧が高まり、筋肉に血液が行き渡ります。また、血糖を高め、瞳孔を開き、覚醒度を上げ、注意・集中力を高め、身体と脳を「臨戦態勢」にします。
引用:脳を最適化すれば能力は2倍になる
ここまではほとんどノルアドレナリンと同じっすよね?
でも、違うところは
ノルアドレナリンは脳と神経系
つまりノルアドレナリンを受け取れる場所(受容体)が脳に多いってことっすね。
そしてアドレナリンは脳以外の身体の各臓器、特に心臓や筋肉を中心に影響を及ぼすのがアドレナリンって感じっすね。
つまり、受容体が全身の臓器に多いってことっすね。
2.ドーパミンとノルアドレナリンとアドレナリン
この3つはいずれも興奮系の神経伝達物質(脳内物質)ってやつっすね。
作られる過程としては
チロシン⇒L-DOPA⇒ドーパミン⇒ノルアドレナリン⇒アドレナリン
って感じっすね。
ノルアドレナリンが副腎髄質ってところでアドレナリンに変換されるんす。
3.アドレナリンを出すには?
アドレナリンを出して身体機能をアップさせるには?
シャウティングってやつっす!
つまり大声をだすってことっすね。
大きな声を出して叫ぶことで、脳に刺激が与えられ、アドレナリンが分泌されます。
引用:脳を最適化すれば能力は2倍になる
4.アドレナリンの効果は大きく2つ
・身体機能や筋力などを一時的にアップさせる「身体に対する効果」
・集中力や判断力を高める「脳に対する効果」
いわゆる『火事場の馬鹿力』はこのアドレナリンを物語っているんすよね。
しかし…
アドレナリンの効果は長くても30分も続かないってことが欠点すね。
シャウティングはピンチな時に利用しましょ!
5.ピンチはチャンス!?
「ピンチはチャンス」って聞きません!?
よくスポーツの世界とか聞くっすよね!?
でもこれって脳科学的にもあってたりするんすよね。
「不安」「恐怖」を感じるとアドレナリン、ノルアドレナリンが分泌されて身体機能と集中力が上がって実力以上の力が発揮されるってことっす。
ピンチの時こそ実力以上のことが発揮されるってことっすね。
6.出しすぎは禁物!
アドレナリンはピンチや危機を乗り越えるために重要な物質である反面、アドレナリンが分泌されすぎると心臓がバクバクして極度な緊張に陥ったり、冷静さを失ったりと、よくないことも起こってきます。
引用:脳を最適化すれば能力は2倍になる
身体機能が上がって実力以上のことが発揮されるってことはやっぱ心身への負担も大きいってことっすね…
ここが勝負所で使っていきましょってことっすね。
出し続けると心臓疾患、脳卒中、糖尿病、がん、はたまたうつ病などの病気の原因にもなりかねないらしいっすね…
それはアドレナリンが「ストレスホルモン」だからっすね。
ストレスホルモンはアドレナリンもノルアドレナリンもそうですし、コルチゾールってものもあります。
ストレスホルモンはストレスに対し、自分たちを守ってくれる存在っすね。
アドレナリンやコルチゾールは誰でも毎日出ているんすけど、日中に多く出て、夜になるにつれて少なくなってくるんす。
そうすることで昼は活動、夜は休息のリズムが取れているんすね。
しかし、これらストレスホルモンは免疫抑制作用があって免疫力を下げてしまい、風邪をひきやすくなってしまいます。
さらにインスリンの作用を抑制するため、長くストレスホルモンがでていると肥満の原因となり、糖尿病を招きやすくなってしまうんすよ。
やっぱり、ストレスに対するホルモンも出しすぎは禁物ってことっすね。
ってことはあまりストレスをかけないほうがいいってことっすね。
やっぱり昼は活動しても夜は休みましょ!ってことっす。